古いマランツでも買取できる?年代別に価値を解説
「実家に古いマランツのアンプがあるけれど、今でも売れるのだろうか?」
「30年、40年前のマランツだから、もう価値はない?」
「電源は入るけれど、音に不具合がある」
古いマランツをお持ちの方からは、このような疑問がよくあります。
オーディオ機器は新しいモデルほど価値が高いと思われがちですが、マランツについては
少し事情が異なります。
マランツは1953年に設立され、長い歴史の中で数多くのアンプやチューナー、
CDプレーヤーなどを生み出してきたオーディオブランドです。
その中には、発売から何十年も経過した現在でも、オーディオファンから注目されているモデルがあります。
たとえば、真空管時代を代表するModel 7やModel 9、1970年代のModel 1060やModel 1250、
1980年代以降のPMシリーズ、さらにPM-17SAやPM-14SAなど、現在でも中古市場で名前を
見かけるモデルは少なくありません。
つまり、古いマランツを査定するときに大切なのは、単純な製造年だけではありません。
「どのモデルなのか」
「どのような状態なのか」
「現在でも需要があるのか」
この3点を確認することが重要です。
この記事では、1960年代から2000年代以降まで、年代ごとの代表的なマランツを紹介しながら、
古いマランツの価値や買取で確認されるポイントについて詳しく解説します。
古いマランツでも買取できる?
まず結論からいうと、古いマランツでも買取できます。
もちろん、古いマランツならすべて高価買取になるという意味ではありません。
アンプ、CDプレーヤー、チューナーなど、それぞれの製品によって中古市場での需要は異なります。
また、同じモデルでも、
- 正常に動作する
- 音がきれいに出る
- 外観が良好
- 専用リモコンがある
- 取扱説明書がある
- 元箱が残っている
といった状態と、
- 電源が入らない
- 音が出ない
- 片側だけ音が出る
- ボリュームにノイズがある
- CDを読み込まない
- トレイが動かない
といった状態では、査定内容も変わります。
ただし、故障や不具合がある=買取できないとは限りません。
特にマランツには、現在では新品で購入できないモデルや、長年にわたって愛用されてきた製品があります。
そのため、古いマランツを処分する前には、一度型番を確認して査定してみることをおすすめします。
なぜ古いマランツに価値があるのか
古いマランツが現在でも注目される理由はいくつかあります。
生産終了しているモデルだから
現在のマランツ製品は、現行ラインアップとして購入できるモデルが中心です。
一方、過去に発売された製品の多くはすでに生産を終了しています。
そのため、
「昔使っていたモデルをもう一度使いたい」
「現在のモデルより、以前のマランツの音が好み」
「探している型番が生産終了になっている」
という方にとって、中古品は貴重な選択肢になります。
新品で購入できないということは、中古市場で探すしかないということでもあります。
当時ならではのデザインがある
古いマランツには、現在のオーディオ機器とは違った魅力があります。
特に1970年代前後の製品には、大型のフロントパネルや操作ノブ、メーターなどを備えたモデルがあります。
音質だけでなく、
「所有して眺める楽しさ」
を感じられることも、ヴィンテージオーディオの魅力です。
マランツは現在の製品にも歴代モデルのデザイン思想を取り入れており、過去のModelシリーズが
ブランドのデザインに与えた影響も大きいとされています。
1960年代のマランツ|歴史的なModelシリーズ
マランツの古い製品を語るなら、まずModelシリーズを外すことはできません。
1960年代には、現在でもマランツの歴史を象徴するモデルが登場しています。
Model 7
Model 7は、1958年に登場したプリアンプです。
厳密には1950年代の製品ですが、1960年代のマランツを語るうえでも重要な存在です。
真空管を使用したプリアンプとして知られ、現在でもヴィンテージオーディオの代表的なモデルと
して名前が挙がります。
非常に古い製品なので、現在手元にある場合は外観だけでなく、内部の状態や過去の修理歴なども
確認する必要があります。
Model 9
Model 9は1960年に登場したモノラルパワーアンプです。
マランツを代表する歴史的なアンプのひとつであり、現在でもModel 7などと並んでブランドの
歴史を語る際に取り上げられます。
非常に古い製品なので、現在の一般的な中古アンプと同じ基準だけで判断することはできません。
もし古いModelシリーズをお持ちなら、型番を確認したうえで専門店に相談することをおすすめします。
Model 10B
Model 10BはFMステレオチューナーです。
マランツの歴史を代表するチューナーのひとつで、現在でもヴィンテージオーディオの世界で知られています。
こうした古いマランツは、単に「何十年前の機械」というだけではありません。
当時のマランツがどのような製品を作っていたのかを知ることができる、歴史的なオーディオ機器でもあります。
1970年代のマランツ|ヴィンテージアンプが充実
1970年代になると、マランツには数多くのプリメインアンプやレシーバーが登場します。
この年代は、現在の中古オーディオ市場でも特に存在感があります。
代表的なモデルとして、
- Model 1060
- Model 1070
- Model 1090
- Model 1150
- Model 1150mkII
- Model 1180
- Model 1200
- Model 1250
- Model 2270
などがあります。
すべてのモデルが同じように評価されるわけではありませんが、これらの型番をお持ちなら、
一度状態を確認してみる価値があります。
Model 1060
Model 1060は、1970年代のマランツを代表するプリメインアンプのひとつです。
ヴィンテージマランツに興味がある方なら、一度は名前を聞いたことがあるモデルかもしれません。
現在のアンプと比べるとコンパクトに感じる部分もありますが、古いマランツらしいデザインを備えており、
現在でも中古市場で取り扱われています。
長年使用されてきた製品では、ボリューム操作時のノイズなどが出ていることもあります。
Model 1150・Model 1150mkII
1970年代のマランツを代表するプリメインアンプとして、Model 1150シリーズも挙げられます。
古いアンプらしいデザインを持ち、ヴィンテージオーディオとして楽しみたい方にも知られているシリーズです。
同じシリーズでも型番や仕様によって違いがあるため、査定の際には本体に記載された型番を確認することが大切です。
Model 1250
Model 1250も1970年代のマランツを代表するプリメインアンプのひとつです。
大型の筐体を持つモデルで、現在のコンパクトなアンプとは異なる存在感があります。
大型アンプの場合、宅配で売ることをためらう方もいるかもしれません。
しかし、マランツファンでは宅配買取にも対応しているため、大きなオーディオ機器でもまずは査定をご相談ください。
1980年代のマランツ|CD時代への転換
1980年代は、オーディオ業界にとって大きな変化が起きた時代です。
それまで主流だったレコードに加えてCDが普及し、デジタルオーディオの時代が始まりました。
マランツもこの流れに対応し、CDプレーヤーを展開していきます。
CD-63
1982年にはCDプレーヤーのCD-63が登場しました。
CDの普及が始まった時期のマランツを象徴する製品のひとつです。
CDプレーヤーはアンプと違って、長期間使用すると、
- ディスクを読み込まない
- トレイが開かない
- 再生途中で止まる
- ボタンが反応しない
- 表示に不具合がある
などの症状が出ることがあります。
しかし、古いCDプレーヤーだからといって、すぐに処分する必要はありません。
モデルによって中古需要が異なるため、まず型番を確認しましょう。
1980年代のアンプも見逃せない
1980年代にはCDプレーヤーだけでなく、アンプにも注目したいモデルがあります。
代表的な型番として、
- PM-84
- PM-84D
- PM-94
- PM-94 Limited
- PM-95
- PM-99SE
などがあります。
この年代のマランツは、1970年代のヴィンテージモデルとはまた違った魅力があります。
特にPMシリーズは、その後のマランツのプリメインアンプへつながっていく重要なシリーズです。
PM-94・PM-95・PM-99SEにも注目
1980年代から1990年代初頭のマランツをお持ちなら、PM-94、PM-95、PM-99SEなどの型番も確認してみてください。
同じ「マランツのアンプ」でも、モデルによって中古市場での扱いは大きく異なります。
そのため、査定を依頼するときには、
「マランツの古いアンプです」
だけではなく、
「Marantz PM-95です」
というように型番が分かると、より正確な査定につながります。
1990年代|PMシリーズがさらに充実
1990年代になると、マランツのプリメインアンプはさらに多彩になります。
代表的なモデルとして、
- PM-16
- PM-17
- PM-19
- PM-14
- PM-80
- PM-80a
- PM-90
などがあります。
この頃のモデルは、1970年代のヴィンテージ機器ほど古くありません。
しかし、発売から20年以上経過しているモデルもあり、現在では生産終了となっているものもあります。
つまり、
「ヴィンテージではないから価値がない」
というわけでもありません。
現在でも使用できる中古オーディオとして需要がある場合があります。
PM-17
PM-17は、後のPM-17SAにもつながる重要なモデルです。
マランツのプリメインアンプを探している方の中には、PM-17シリーズを指定して探している方もいます。
本体にPM-17と書かれている場合は、そのまま処分せずに一度査定してみるとよいでしょう。
PM-14
PM-14もマランツのプリメインアンプを語るうえで注目したいモデルです。
後のPM-14SAやPM-14SA Ver.2へとつながるシリーズでもあります。
同じPM-14系でも仕様の違いがあるため、査定では正確な型番の確認が重要になります。
1999年前後|PM-17SA・PM-14SA・SM-17SA
マランツファンの買取という観点では、1990年代後半から2000年代初頭のモデルも重要です。
この時期には、
- PM-17SA
- PM-17SA Ver.2
- PM-14SA
- PM-14SA Ver.2
- SM-17SA
などがあります。
特にマランツファンでは、こうしたSAシリーズも査定対象になります。
PM-17SA
PM-17SAは、PM-17をベースに発展させたプリメインアンプです。
電流帰還型のアンプ回路やHDAMなど、当時のマランツが力を入れていた技術が盛り込まれています。
また、ツインモノラル構成やWBT製スピーカーターミナルなども特徴です。
「昔使っていたPM-17SAを処分しようと思っている」
という方は、型番を確認してみてください。
PM-17とPM-17SAでは同じ17シリーズでも製品が異なります。
PM-17SA Ver.2
PM-17SAにはVer.2もあります。
中古品を探す場合も、売却する場合も、
PM-17なのか、PM-17SAなのか、PM-17SA Ver.2なのか
を確認することが重要です。
型番が少し違うだけに見えても、製品としては別モデルになります。
PM-14SA・PM-14SA Ver.2
PM-14シリーズにもSAモデルがあります。
こちらも中古マランツの中で確認しておきたいモデルです。
長年使っていると外観に傷が付いていたり、ボリュームにノイズが出ていたりする場合があります。
そのような状態でも、まずは現在の状態を確認したうえで査定することが大切です。
SM-17SA
マランツのアンプというとPMシリーズを思い浮かべる方が多いですが、SMシリーズのようなパワーアンプもあります。
SM-17SAもそのひとつです。
「PMではないからマランツのアンプとして価値がない」
ということではありません。
マランツにはプリメインアンプ以外にも、プリアンプやパワーアンプなどがあります。
本体に「Marantz」と書かれていて、型番が分からない場合でも、写真などから確認できることがあります。
2000年代|セパレートアンプにも注目
2000年代のマランツでは、セパレートアンプにも注目したいところです。
代表的なのが、
SC-7S1
と
MA-9S1
です。
SC-7S1はプリアンプ、MA-9S1はパワーアンプです。
マランツ公式でも、この2機種は2002年の製品として紹介されています。
こうしたセパレートアンプは、プリメインアンプとは異なり、複数の機器を組み合わせてシステムを構成します。
そのため、売却するときには、
「プリアンプだけ」
「パワーアンプだけ」
というケースもあります。
セットで所有している場合は、関連する機器をまとめて査定へ出すのもおすすめです。
SACDプレーヤーもマランツの重要なジャンル
マランツの中古品を探す場合、アンプだけに目を向けるのはもったいありません。
CDプレーヤーやSACDプレーヤーにも、注目されているモデルがあります。
例えば、
- SA-1
- SA-11S1
- SA-15S1
- SA-17S1
などです。
特にSAシリーズは、マランツのデジタルオーディオを語るうえで重要な存在です。
現在でもディスクを聴くために中古のCDプレーヤーやSACDプレーヤーを探している方がいるため、
古いからといって処分するのではなく、型番を確認してみましょう。
古いマランツの価値は「年代」だけでは決まらない
ここまで年代ごとにモデルを紹介しましたが、重要なのは、
古い=必ず高い
ではないということです。
逆に、
新しい=必ず高い
というわけでもありません。
マランツの買取では、
型番
まず重要なのが型番です。
同じ年代の製品でも、モデルによって需要が異なります。
動作状態
アンプなら音が正常に出るか。
CDプレーヤーならディスクを読み込むか。
チューナーなら受信できるか。
製品によって確認するポイントが変わります。
外観
傷、汚れ、サビ、文字の消えなども確認します。
ただし、古いオーディオでは多少の使用感があることも珍しくありません。
付属品
リモコン、説明書、元箱などが残っていれば、本体と一緒に査定へ出しましょう。
特にリモコンは、紛失すると本体だけでは操作しにくい製品もあります。
修理・改造歴
過去に修理したことがある場合や、部品を交換したことがある場合は、分かる範囲で伝えてください。
ガリのあるマランツアンプも買取できる?
古いアンプでよくある症状のひとつが「ガリ」です。
ボリュームを回したときに、
「ザッ」
「ガリガリ」
といったノイズが出る状態です。
また、
- 音が片側からしか出ない
- 音が小さい
- 音が途切れる
- 入力切替がうまくいかない
- 電源が入らない
- スイッチが反応しない
といった不具合が発生していることもあります。
長期間使用していないマランツでは、こうした症状が発生していても不思議ではありません。
しかし、故障や不具合があるからといって、必ず買取できないわけではありません。
特に古いモデルの場合、正常動作品だけでなく、修理や部品取りなどの需要が考えられるケースもあります。
そのため、
「音が出ないから捨てよう」
と決める前に、一度査定をご検討ください。
CDプレーヤーの不具合もそのまま相談を
CDプレーヤーでは、アンプとは違う不具合が起こります。
例えば、
- CDを認識しない
- トレイが開かない
- トレイが閉まらない
- 再生途中で止まる
- 音飛びする
- 表示が薄い
- ボタンが反応しない
などです。
古いCDプレーヤーでは、長期間使用していないことによって動作に問題が出る場合もあります。
それでも、モデルによっては中古市場で需要があります。
「CDプレーヤーだから古いと売れない」と考えず、まず型番を確認してみてください。
リモコンだけでも価値がある?
マランツのオーディオ機器には専用リモコンが付属するモデルがあります。
本体を売却するときにリモコンが残っていれば、ぜひ一緒に査定へ出してください。
特に古い製品の場合、専用リモコンそのものが現在では入手しにくくなっているケースがあります。
本体とリモコンを別々に保管している場合もあるため、
「本体はあるけれどリモコンは別の場所にしまっている」
という方は、査定前に一度探してみることをおすすめします。
取扱説明書や元箱が残っていたら一緒に査定へ
古いオーディオ機器では、購入時の箱や説明書を処分してしまう方も少なくありません。
もちろん、付属品がないからといって買取できないわけではありません。
ただ、リモコンや取扱説明書、元箱などが残っている場合は、本体と一緒に査定へ出すことをおすすめします。
長年保管していたマランツなら、購入時の付属品が押し入れなどに残っているかもしれません。
古いマランツを売るなら型番を確認
マランツを売ろうと思ったら、まず本体を確認してみてください。
フロントパネルや背面には、製品の型番が記載されています。
例えば、
Model 1060
Model 1250
PM-94
PM-95
PM-99SE
PM-17
PM-17SA
PM-14SA
SM-17SA
SC-7S1
MA-9S1
などです。
型番が分かれば、その製品がどの年代のモデルなのか、どのようなカテゴリーなのかを判断しやすくなります。
「マランツの古いアンプ」とだけ伝えるよりも、
「Marantz PM-17SAです」
と具体的に分かる方が、査定もスムーズです。
古いマランツは無理に修理しない方がいい?
古いマランツに不具合があると、
「修理してから売った方が高くなるのでは?」
と考える方もいるでしょう。
しかし、修理費用が必ずしも査定額の上昇分を上回るとは限りません。
また、古いオーディオは専門的な知識が必要になることもあります。
そのため、売却を目的としているのであれば、まず現在の状態のまま査定してみる方法もあります。
電源が入らない、音が出ない、ガリがあるなど、分かる範囲で症状を伝えてください。
大型のマランツアンプも宅配買取を利用できます
古いマランツのアンプは、現在のコンパクトなオーディオ機器と比べて大きく、重量のあるモデルもあります。
そのため、
「持ち込みするのが大変」
「車がない」
「実家から動かせない」
という方もいるでしょう。
そうした場合には宅配買取が便利です。
ただし、大型アンプは梱包方法が重要です。
無理に自分で箱を探して梱包するより、宅配買取専門店の案内を確認してから発送することをおすすめします。
マランツファンでは、マランツのオーディオ機器を専門的に査定しています。
「古いから売れない」と処分する前に
ここまで紹介してきたように、マランツには非常に長い歴史があります。
1950年代から続くModelシリーズ。
1970年代のModel 1060やModel 1250などのヴィンテージモデル。
1980年代のPM-84やPM-94、PM-95、CD-63。
1990年代のPM-16、PM-17、PM-14、PM-90。
1999年前後のPM-17SA、PM-14SA、SM-17SA。
2000年代のSC-7S1、MA-9S1やSAシリーズ。
このように、年代によって製品の特徴も大きく変わります。
そして重要なのは、これらがすべて同じ基準で評価されるわけではないということです。
古いマランツの価値を判断するには、型番を確認することが第一歩です。
古いマランツの買取ならマランツファンへ
マランツファンでは、マランツのアンプ、CDプレーヤー、SACDプレーヤー、チューナー、セパレートアンプなどを査定しています。
古いモデルについても、単純に年式だけを見て判断するのではなく、
- メーカー
- 型番
- 年代
- 動作状態
- 外観
- 付属品
- 中古市場での需要
などを確認して査定します。
正常に動作しているマランツはもちろん、
電源が入らない
音が出ない
片側しか音が出ない
ボリュームにガリがある
CDを読み込まない
などの不具合がある製品についてもご相談いただけます。
ご自宅や実家、倉庫などに長年使っていないマランツがあるなら、まず本体の型番を確認してみてください。
何十年も前に購入したマランツでも、現在探している人がいるモデルかもしれません。
「古いからもう売れない」と処分してしまう前に、ぜひ一度マランツファンの査定をご利用ください。
大切に使ってきたマランツの価値を、専門店として丁寧に確認します。


